国の電気代は1kWh当たり126ウォン、OECDで2番目に安い…日本315ウォン、ドイツ636ウォン

  •  世界中がエネルギー危機に苦しんでいるが、われわれは依然として危機を危機と認識できずにいる。

     「GlobalPetrolPrices.com」が15日発表したところによると、今年3月基準で韓国の住宅用電気料金は1kWh当たり126.4ウォンで、世界148カ国・地域のうち97番目だという。韓国よりも安い国は、ロシア(102位)やサウジアラビア(116位)など、エネルギー大国が多い。

  •  経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国・地域の中では37位だ。トルコ(109位)だけが、韓国よりも住宅用電気料金が安かった。1位のデンマーク(669.5ウォン)の5分の1に過ぎず、日本(315ウォン)と比べると40%ほどだ。ここ1年半の間に電気料金は2倍以上に高騰し、英国(89%)、スペイン(45%)、ドイツ(43%)も急激に上昇している。この期間、韓国の上昇率は17.9%だ。

     中東や米国などから全量輸入している天然ガスの料金も6月基準で1MJ当たり17.98ウォンで、大幅に低い水準だ。ロシアによるウクライナ侵攻により、北東アジアのLNG(液化天然ガス)と欧州の天然ガスの料金の逆転現象が起き、スペイン(62.8ウォン)、ドイツ(53.06ウォン)、英国(51.07ウォン)、フランス(40.02ウォン)など、欧州の国・地域は高騰し、米国も28.57ウォンまで上がった。ロシアによるウクライナ侵攻前の昨年6月、米国と英国は韓国と同様の19ウォン水準で、スペインやドイツ、フランスも20ウォン台だったが、国際価格高騰の中でも韓国は1年を通じて価格がほぼ変わっていない。

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