3日午前、ソウル市鍾路区の北岳山の頂上から望む都心は、青空が広がっていた。昨年のソウルの空は、大気質観測が始まって以来、最もきれいだったことが判明した。
ソウル市によると、昨年のソウル地域における微小粒子状物質(PM2.5)の年平均濃度は1立方メートル当たり18マイクログラムで、2020年から3年連続で最低濃度を更新した。これは、PM2.5観測を開始した2008年からの14年間で最低の値だ。年平均濃度は、2008年の1立方メートル当たり26マイクログラムからおよそ31%減少した。2021年と比較しても、1立方メートル当たり2マイクログラム減った。