昨年訪れた韓国人は42万人…観光客が急増したのは「この国」

  •  昨年冬、オンシーズンを前に入国制限措置を緩和したフィリピンがコロナ禍の中、3年ぶりにしっかり「年末特需」を享受した。クリスマスや年末シーズンにフィリピンを訪問した海外からの観光客は100万人近い。おかげで2022年の年間訪問者数は265万人となり、170万人だった年間目標を超えた。

     フィリピン政府観光省が4日発表したところによると、昨年フィリピンを訪れたのは265万人だという。また、2021年同期に比べ2465.75%増の4兆6000億ウォンもの観光収入を達成した。

  • フィリピン・パラワン島/フィリピン政府観光省
    ▲ フィリピン・パラワン島/フィリピン政府観光省

     フィリピン政府観光省は、昨年末に100万人の観光客が一気に押し寄せたことが目標超過達成の要因だと説明した。フィリピンは、年末のオンシーズンを控え10月末から、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完了した訪問客に対する入国前の新型コロナウイルス感染症検査義務を解除するなど、防疫緩和措置を取ってきた。

     訪問客265万人のうち、フィリピン人(62万8445人)を除く202万人の外国人観光客のうち、米国が50万5089人で1位、韓国が42万8014人で2位を占めた。

     そのほか、オーストラリア(13万7974人)、カナダ(12万1413人)、英国(10万1034人)、日本(9万9957人)、シンガポール(5万3448人)、インド(5万1542人)、マレーシア(4万6805人)、中国(3万9627人)などの順で後に続いた。

     フィリピン政府観光省は「2022年の意味ある結果を基に、2023年には海外から480万人訪問を目標としている」と伝えた。

    キム・ソジョン記者

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