釜山市長公舎に仁川旺山マリーナ…『財閥家の末息子』のロケ地も人気

  •  ドラマ『財閥家の末息子』(JTBC)の人気に後押しされ、同作のロケ地に対する関心も高まっている。

     ドラマの中でスニャン・グループのチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)が暮らすチョンシムジェ、チン・ヤンチョル会長の長男の息子チン・ソンジュン(キム・ナムヒ)がヒョンソン日報社主の長女モ・ヒョンミン(パク・チヒョン)に求愛するマリーナ、チン・ドジュン(ソン・ジュンギ)の学校のキャンパスなど、実際に撮影された場所を見てみよう。

  • ◆チョンシムジェ…大統領の別荘として建設された釜山市長公舎

     ドラマの中でスニャン・グループのチン・ヤンチョル会長が暮らすチョンシムジェの撮影が行われたのは、釜山市水営区南川洞の釜山市長公舎だ。

     1980年代、当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領の指示により大統領の別荘として建設された場所で、建築家の故・金重業(キム・ジュンオプ)の作品だ。

     チン・ヤンチョル会長が魚にえさをやっていた池、チン・ドジュンが本を読んでいた庭など、外観や門をはじめ、庭、池などがここで撮影された。

  • ◆チン・ドジュンとオ・セヒョンが初めて会ったニューヨーク・フィルム・マーケット、実は仁川

     チン・ドジュンがパートナーのオ・セヒョン(パク・ヒョックォン)に初めて会った場所、ニューヨーク・フィルム・マーケットのシーンは、仁川スタートアップパークで撮影された。

     オ・セヒョンはここでうっかり自分のドーナツを落としたチン・ドジュンに対し、1000万ドルの価値があるドーナツだと言って腹を立て、これがきっかけで二人の縁が始まった。

     チン・ヤンチョル会長の長男の息子チン・ソンジュンがヒョンソン日報社主の長女モ・ヒョンミンに求愛するシーンでは、仁川旺山マリーナが登場した。

  • ◆チン・ドジュンが通っていた学校のキャンパス…全南大学光州キャンパス

     チン・ドジュンはソウル大学法学部に首席で入学したことになっているが、実際に大部分の撮影が行われたのは全南大学だった。

     ここの名所であるメタセコイア並木道、社会科学部一帯、中央図書館、工学部2号館などで、チン・ドジュンとソ・ミニョン(シン・ヒョンビン)のキャンパス生活が撮影された。

  • ◆盆唐の土地を売った金が積まれていた金庫はどこ?

     チン・ドジュンが祖父から受け取った盆唐の土地を売った金が積まれていた金庫は、「VAULT1932」狎鴎亭店だという。

     ドラマの中でチン・ドジュンは、自分が知っている情報を用いて祖父にアドバイスし、その見返りとして土地を受け取った。

パク・チュヨン記者
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