井邑・内蔵山の「elystayプールヴィラ＆リゾート」が世界建築賞受賞

　全羅北道井邑市内にある内蔵山リゾートの建築物「elystayプールヴィラ＆リゾート」が、World Architecture Community主管の「世界建築賞」受賞作に選ばれた。

　井邑市は、IDMM建築事務所の建築家クァク・ヒスが設計し、レゴブロックを積んだような形態で建てられた「elystayプールヴィラ＆リゾート」が異色の造形美を見せつけ、世界建築賞を受賞した、と1月3日発表した。

　クァク・ヒスはチャン・ドンゴン＆コ・ソヨン夫妻の住宅をはじめ、釜山市機張郡のWAVEON、忠清北道清州市のF.S.ONEなどを手掛けた建築家で、韓国建築文化大賞大統領賞および国務総理賞、アメリカ建築賞（AAP）ゴールドプライズなどを受賞している。

　クァク・ヒスは「人々は旅行に出掛ける理由を、非日常を体験するためだと言う」とした上で「こうした理由が、宿泊を生み出す糸口だと思い、elystayを設計した」と説明した。

　美しい内蔵山の紅葉の森に囲まれ、全国各地からの観光客はもちろん、近隣の内蔵山ゴルフ場を利用するゴルファーたちからも人気を集めている。

キム・ジョンヒョ記者