昌徳宮熙政堂の夜

  •  ソウル市鍾路区の昌徳宮熙政堂で8日、夜間観覧イベントが行われた。「明るいまつりごとを行う」という意味が込められた熙政堂は、大造殿と共に、朝鮮王朝時代に国王と王妃が生活していた昌徳宮内殿領域に属する殿閣だ。朝鮮王朝後期には、便殿(国王の日常的な執務空間)の宣政殿に代わってここで業務報告を受けたり政策討論をしたり、国王の執務室としても活用された。

    現在残っている熙政堂は、1917年に火災で焼失したものを1920年に再建したもので、伝統建築方式と当時の近代文物様式が混在している。朝鮮王朝後期と近代王室の生活環境も比較的よく残っている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
トラベル の最新ニュース