1杯12万ウォン…一段と高額になって帰ってきたアップルマンゴーかき氷

  •  ソウル市内の特級ホテルが今年、10万ウォン(現在のレートで約1万100円、以下同)を超えるアップルマンゴーかき氷を売り出す。

     フォーシーズンズ・ホテル・ソウルは「済州アップルマンゴーガーデンかき氷」を5月1日から9月30日まで、12万6000ウォン(約1万2700円)で販売する、と4月18日発表した。このかき氷は、済州産の最高級アップルマンゴーを2個以上、丸ごとカットして入れたのが特徴だ。

  • フォーシーズンズ・ホテル・ソウルが今年販売する済州アップルマンゴーガーデンかき氷。/フォーシーズンズ・ホテル・ソウル
    ▲ フォーシーズンズ・ホテル・ソウルが今年販売する済州アップルマンゴーガーデンかき氷。/フォーシーズンズ・ホテル・ソウル

     アップルマンゴーかき氷は、小さな商品でぜいたくをする、いわゆる「スモール・ラグジュアリー」を代表する商品だ。ホテル業界は毎年、食材の価格が上昇しているなどの理由からかき氷の価格を引き上げてきたが、消費者たちの間では今もその人気が高い。

     フォーシーズンズ・ホテル・ソウルのアップルマンゴーかき氷の価格は2021年に6万8000ウォン(約6850円)、昨年は9万6000ウォン(約9670円)だった。今年は昨年よりも30%以上価格がアップし、五つ星特級ホテルのうち初めて10万ウォンを超えた。

     10万ウォン台のかき氷が登場したことで、ほかのホテルのかき氷の価格にも関心が注がれている。ロッテ・ホテル・ソウルは昨年、アップルマンゴーかき氷を前年比およそ44%アップの8万8000ウォン(約8860円)で販売し、ソウル新羅ホテルは昨年、アップルマンゴーかき氷を8万3000ウォン(約8360円)で提供した。

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