国境なき記者団(RSF)が発表した世界各国・地域の報道自由度ランキングで、韓国は47位となり、前年から4ランクダウンした。
フランス・パリに本部を置く国境なき記者団が3日に発表した2023年の報道自由度ランキングによると、韓国は前年の43位から47位に順位を下げた。
国境なき記者団が毎年発表している報道自由度ランキングは、世界180カ国・地域における報道の自由に関する環境を評価し、「良い」「良好」「問題がある」「悪い」「非常に悪い」に分類している。
韓国はこのうち「良好」に属する。このグループで、米国は韓国よりも2段階上の45位だった。アルゼンチンが40位、イタリアが41位、クロアチアが42位、トンガが44位で韓国よりもやや上位にランクインした。
北朝鮮は180位を記録し、前年と同じく、調査対象国・地域のうち最下位だった。中国は179位で前年の175位から4ランクダウンした。
1位はノルウェーで、7年連続でトップの座を守っている。そのほかアイルランド、デンマーク、スウェーデン、フィンランドなど、多くの北欧の国々がトップ10入りを果たした。
ウクライナは前年の106位から79位へと大幅に順位を上げ、一方ロシアは155位から164位に下がった。