女優キム・ヘスが今年の青龍映画賞授賞式を最後に、30年目にして同イベントを去ることになった。
1986年に映画『カンボ』でデビューした後、さまざまな作品に出演し、当代最高のライジングスターとして多くの人から愛されたキム・ヘスは1993年、青龍映画賞授賞式の司会者に抜てきされた。その後、女優シム・ヘジンが司会を務めた1998年を除いて計29回、授賞式を引っ張ってきた。
スムーズで柔軟な進行能力だけでなく、卓越したファッションセンスやスタイルで、キム・ヘスのいわゆる「青龍ドレス」が受賞者に劣らず話題を集めた。毎回華やかで上品なドレス姿で授賞式を輝かせ、「青龍の女神」というニックネームが付けられた。
2014年に行われた第35回青龍映画賞のレッドカーペットで、キム・ヘスは肌の露出がない黒いベルベットのドレスを着て、上品な魅力を振りまいた。2015年(第36回)にはデコルテラインが大きく開いた黒いドレスを、2016年(第37回)には女優たちのドレスの波を制し、気品あふれる黒いスーツスタイルを披露して話題を呼んだ。
一方、2018年(第39回)にはマーメイドラインが美しいシルクの白いドレスを着て、ボディラインを強調していた。また、2019年(第40回)には大きなリボンの飾りがポイントのピンクのドレス姿で登場し、華やかで愛らしい魅力を振りまいた。