ソウルの弘大入口駅通路に15日、エバーランドで飼育されているパンダ「フーバオ(福宝)」の広告が掲示されている様子。この広告は、あるネットコミュニティの福宝掲示板ユーザーらがお金を出し合って掲示した。
2020年に韓国で初めて自然繁殖で生まれたパンダ「福宝」は、成体となる今年4月ごろ、韓国を離れて中国に向かう予定だ。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」によると、1984年以降中国から他国へ搬出されたり他国で生まれたりした全てのパンダは、中国政府に所有権があり、販売ではなく賃貸形式で搬出される。また、一定期間が過ぎたら中国に戻らなければならない。