「シャワーの最後に30秒『これ』をするとやせる」 専門家が提案した方法とは

  •  シャワーの最終段階で30秒間「冷水シャワー」を浴びると、脂肪燃焼を促進する可能性がある、という専門家の主張が公開された。ただし、心血管疾患の患者などは注意する必要があると警告されている。

     英紙ザ・サンなど海外メディアが20日に報じたところによると、「フランク博士の減量クリニック」所属のフランクリン・ジョセフ教授は「有酸素運動をたくさんしなくても脂肪燃焼率を高めたかったら、シャワーの最後に30秒間、冷水を浴びて仕上げるとよい」とした上で「簡単に見えるけれど、実際に効果がある」と主張した。

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  •  フランクリン・ジョセフ教授は「ポイントは、体が突然の寒さに反応することにある。冷水に触れると、体は体温を維持するためによりいっそう一生懸命に働かなければならないが、この過程で褐色脂肪が活性化する」とした上で「エネルギーを貯蔵する一般的な脂肪とは異なり、褐色脂肪はエネルギーを消耗し、熱を生成する」と説明した。

     さらに「冷水シャワーは完全に運動の代わりにはならないが、地道に実践すれば脂肪燃焼を補助するのに効果的」とした上で「健康的な食事メニューと規則的な運動を並行すれば、新陳代謝に変化を起こし、脂肪燃焼効率を高めることができる。最初は30秒から、だんだん時間を延ばしていくのもよい」と語った。

     冷水シャワーが健康に役立つという研究は、以前からあった。免疫体系が強化され、新陳代謝を促進し、筋肉の慢性的な痛みやうつ病の症状を緩和するという内容だった。ただし、「まだ冷水シャワーの肯定的な効果に対する科学的な根拠は限定的」という懐疑的な見方もある。

     一部の専門家は「むしろ冷水に長くあたっていると逆効果になる恐れがあり、健康を害するかもしれない」とした上で「特に心血管疾患や血行障害がある患者は、突然の冷水で血圧が急変し、心臓まひなどの危険にさらされる可能性もある」と警告した。

    ムン・ジヨン記者

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