人気グループ防弾少年団(BTS)のメンバー、V(29)が除隊後、13キロ減量したことを打ち明けた。
Vは10日、除隊記念のライブ配信でファンたちとコミュニケーションを図った。Vはこの日、「体重61キロで入隊し、80キロまで増えたけれど、今は67キロだ」と話し、ダイエットに成功したことを伝えた。
また、Vは「ARMY(防弾少年団のファン)に格好いい姿を見せたくて、最近炭水化物を抜いている」とした上で「きょう、むくみを取ろうと、早朝に起きて一人で運動をした」と語った。さらに「久しぶりにお見せする姿だから、格好よく見せたかった」とした上で「だからわざと冬物のコートを着て走り、ものすごく汗をかいた」と打ち明けた。
計13キロの減量に成功したというVが摂取するのをやめた炭水化物は、太りやすいと言える。血糖値が上がりやすいからだ。血糖値が急激に上がり、これを調節するためにインスリンも急速に分泌される。これにより、血糖値が急激に下がって再び食欲が増し、過食につながる恐れがある。体内で分泌されたインスリンは、血糖を脂肪細胞に蓄積し、太ることになる。
炭水化物は、肌の健康とも密接な関係がある。精製された炭水化物をたくさん摂取すると、ブドウ糖負荷が促進され、皮脂精製因子IGF-1が増加するからだ。実際に、ソウル大学病院の研究チームの研究結果によると、にきびがない人たちは緑黄色野菜や豆などGI値が低い食品を摂取していた半面、にきびの治療を受けていた人たちはハンバーガーやドーナツ、パン、ラーメンなど単純糖質が多く、GI値が高い精製炭水化物をたびたび摂取していたことが分かった。
ただし、そうかと言って必須栄養素である炭水化物を完全に抜くことはむしろ危険だ。炭水化物が不足していると、日常において疲れを感じたり無気力になりやすい。体のエネルギー源として使われる炭水化物が十分でないからだ。
なお、Vのようにむくみを取りたかったら、朝空腹の状態で運動をしてみよう。軽く歩いたり走るだけでも効果を得られる。足裏が刺激され、筋肉が急速に収縮と弛緩を繰り返し、むくみが取れるからだ。特に、空腹のときにすると、体重の減量効果まで得られる。運動中には糖質がエネルギー源として使われ、脂肪が燃焼されるが、空腹状態では体内に炭水化物がなく、体脂肪がより速く燃焼するからだ。
▶10キロ減量したユン・シユン、クリスティアーノ・ロナウドより体脂肪率低い…どんな運動しているの?