中国で開発された希少なイチゴの品種「ブラックパール」への関心が高まっている。
今月23日、オンラインコミュニティーのオディティ・セントラルなどによると、中国で開発されたブラックパール・イチゴがSNS上で注目を集めている。ブラックパールは、濃い黒赤色を帯びているのが特徴だ。主に中国の杭州や青島で栽培されており、一般的なイチゴとは色や味で差別化されている。赤い一般的なイチゴよりも色が濃いため視覚的な新鮮さを与え、糖度もより高い。
栄養効果も優れている。専門家らは、ブラックパールの黒赤色は高いアントシアニン含有量に由来するものだと説明する。中国農業大学園芸学科のリ・ビンビン教授によると、ブラックパールにはアントシアニン成分が非常に豊富に含まれている。アントシアニンはブルーベリー、ナス、黒豆、ブドウなどに豊富な成分で、強力な抗酸化作用を通じて細胞の損傷を防ぎ、心血管の健康を助ける。炎症や老化を防ぐ「アンチエイジング」効果も期待できる。
しかし、世界的な関心にもかかわらず、供給が需要に追いついていない。一般的なイチゴよりも栽培が難しく、収穫量が少ないためだ。価格も高めに設定されており、イチゴ1個当たりの価格が6ドル(約8000ウォン/約900円)に達する。1パック最大45ドル(約6万ウォン/約6700円)に相当する計算だ。一時的な流行を超えて主要な品種として定着するためには、栽培技術の安定化が優先されるべきだとの分析が出ている。
一方、ブラックパール以外の品種であっても、イチゴは栄養効果に優れた果物だ。ビタミンCやアントシアニンなどの抗酸化成分が多く含まれている。イチゴを8個食べれば、韓国栄養学会が推奨するビタミンCの推奨摂取量(100mg)を十分に満たせるほどビタミンCが豊富だ。ビタミンCは体内でストレス緩和、疲労回復、風邪の治療、美白など、さまざまな役割を果たす。ポリフェノールの一種であるエラグ酸も豊富で、抗酸化および抗炎症効果に優れ、がん細胞の抑制にも役立つ。
▶中国人女性2人の退室後、ゴミだらけになっていた日本のホテル客室…「ここで過ごしていたのが不思議」