【ヘルス朝鮮】「健康寿命」とは、病気や障害がなく健康的に生きられる期間のことであり、平均生存年数を意味する「期待寿命(平均寿命)」とは異なる。健康寿命は生活習慣を管理することで延ばすことが可能だ。世界保健機関(WHO)も、バランスの取れた栄養摂取や身体活動、禁煙をはじめとする健康的な生活習慣は、身体的・精神的能力を向上させ、要介護度(ケアへの依存度)を下げることができるとしている。
去る14日(現地時間)、米国メディア「TODAY(トゥデイ)」は、101歳の米国人女性アイリーン・ラビンの生活習慣を紹介した。米国で長年にわたり記者として勤務してきた彼女は、2008年から現在まで、ある雑誌社の主席編集者として活動している。彼女が100年以上もの間、健康を維持できた秘訣とは何なのだろうか。
◇脳への刺激
ラビンさんは毎日、オンライン・オフラインの新聞や雑誌を読んでいる。新聞に掲載されているクロスワードパズルを解いたり、Zoom(ズーム)で行われる講義を受講したりもする。彼女は「体力は衰えたけれど、私には精神力がある。今でも名前や詳細な事柄を簡単に思い出すことができ、常に脳を刺激するよう努めている」と語った。本を読んだり、新しいことを学んだりする行動は、認知機能の低下を防ぐ。学術誌『International Psychogeriatrics(国際老年精神医学)』によると、64歳の高齢者1962人を14年間にわたり追跡調査した結果、教育水準に関係なく週1回以上本を読む人は、認知機能低下のリスクが約46%減少した。また、月に1回講義を聞いたり新しいことを学んだりした高齢者は、認知機能のスコアが0.56点高かったという米国の研究結果もある。これは加齢に伴う認知機能の低下を約6年遅らせるのと同様の効果だ。研究チームは、知的刺激が脳細胞間のネットワークを活性化し、脳の機能を維持させると分析している。
◇善行
ラビンさんは1962年に会社を設立し、病気学会、国立がん研究所、教育省など、編集者やライターを常勤職員として雇う余裕のない機関の出版物や研究報告書を作成してきた。現在は会社を運営していないが、彼女は「常に物事の肯定的な面を見て、自分が貢献できることをするよう心がけている」と話した。学術誌『Social Science & Medicine(社会科学と医学)』によると、他者を助ける行動はストレスを緩和し、精神的・身体的な健康を増進させる。特に高血圧や慢性炎症、ストレス調節、認知機能の維持に役立つ。62歳以上の労働者と退職者を対象とした調査の結果、他者を助ける行為は身体活動量を増やし、関心のある分野や問題に対する目的意識を授けることで喪失感を減らしてくれる。前向きな思考を基盤とした社会的相互作用が増え、知識を習得する中で認知機能も強化される。研究チームは、軽度のボランティア活動であっても老化の速度を遅らせると指摘した。
◇社交活動
ラビンさんは今でも近所の人々とカードゲーム(トランプ)を楽しみ、直接会えない人とは電子メールを通じて連絡を取り合っている。このように他者と活発に交流することは、身体の健康に有益だ。認知症のない高齢者1138人を12年間にわたり追跡調査した結果、友人・家族の訪問、電話、外出・社会的な集まりへの参加などの活動をすべて含めた「社会活動スコア」が1点増えるごとに、認知機能の低下速度が47%減少した。社会活動に積極的な人は、そうでない人に比べて認知機能の低下速度が平均で70%減少した。友人に会ったり集まりに参加したりすると活動量が自然に増え、炎症のリスクを高める社会的孤立の可能性も低下する。他者と会話して関係を維持する過程で、相手の話を聞き、記憶し、理解しようとするため、脳が絶えず刺激される。家族と頻繁に会ったり、趣味の集まりを通じて新たな関係を築いたりすることで、こうした効果を得ることができる。
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