【ヘルス朝鮮】エゴマ油が喫煙者の血小板機能を改善し、炎症を抑えて心血管疾患の予防に役立つという研究結果が発表された。
エゴマはシソ科に属する一年草で、エゴマの葉は包み野菜や漬物などに使われ、エゴマの種子や油は調味料として広く利用されている。エゴマの種子から抽出したエゴマ油は、オメガ3脂肪酸であるアルファ・リノレン酸を豊富に含み、抗血栓作用や抗動脈硬化作用、抗酸化作用、抗炎症作用があることで知られている。
ソウル科学技術大学食品科学・生命工学研究チームは、19~69歳の健康な喫煙者65人を対象に、エゴマ油に含まれる機能性成分が血管保護効果をもたらすかを分析した。喫煙は心血管疾患の主要な危険因子であり、血管内皮機能を損傷させ、心血管疾患の発症リスクや死亡率を高める。参加者は8週間にわたり、無作為にエゴマ油サプリメント投与群とプラセボ群に分類された。研究チームは参加者の血液中の変化を測定した。
分析の結果、エゴマ油摂取群では、血小板の活性度を示す指標であるコラーゲン誘導ADP閉鎖時間(C-ADP CT)が有意に延長した。これは血小板が血液を凝固させる過程が遅くなったことを意味し、血栓形成リスクの低下と関連している。炎症性サイトカインの値もプラセボ群に比べて減少した。
エゴマ油に豊富に含まれるアルファ・リノレン酸は、体内で一部がエイコサペンタエン酸(EPA)に変換され、血中の炎症を抑え、血小板の過剰な活性化を抑制する効果がある。
研究チームは「研究を通じて、エゴマ油の摂取が喫煙者のように酸化ストレスが高い人でも、前向きな変化をもたらすことを確認した」とした上で、「魚をあまり食べない人や、魚油サプリメントの代替となる植物性オメガ3の供給源として活用できる可能性がある」と述べた。
一方、この研究結果は英国王立化学会の学術誌「フード&ファンクション(Food & Function)」に掲載された。
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