【ヘルス朝鮮】長生きする人を見ると、「生まれつきの遺伝子が違うのだろう」と思いがちだ。実際、老化や寿命には遺伝の影響がある。ただし、さまざまな要因によって体内の遺伝子の働き方や老化の速度は変わる可能性がある。長寿遺伝子の潜在能力を引き出す行動を習慣にすることが重要なのは、このためだ。
◇満腹になる前に食べるのをやめる
悪いものを避け、良いものを食べることも重要だが、長寿遺伝子を目覚めさせるには、まず食べ過ぎる習慣から見直す必要がある。お腹がいっぱいになっても、習慣的に一、二口余分に食べてしまうことは多い。こうした習慣を繰り返すと、体は必要以上のエネルギーを処理しなければならなくなる。学術誌「ネイチャー・エイジング(Nature Aging)」に掲載された研究によると、肥満ではない成人220人を2年間にわたって調査したところ、摂取カロリーを25%減らすことを目標にした人々は、実際の摂取量を平均約12%減らした。これらの人々は、好きなだけ食べた人々よりも、体の老化速度を示す指標が緩やかだった。
◇息が弾む程度に運動する
長寿に良い運動として思い浮かぶのが「ウォーキング」だ。良い運動ではあるが、あまりにも楽な強度の運動ばかりを繰り返していると、細胞が十分に刺激されない可能性がある。学術誌「セル・メタボリズム(Cell Metabolism)」に掲載された研究によると、若年成人と65~80歳の高齢者が12週間にわたり、高強度インターバルトレーニング(息が弾む程度の運動と回復運動を交互に行う方法)、筋力トレーニング、複合運動(有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせた方法)を行ったところ、高強度インターバルトレーニングと複合運動を行った人々は、筋肉細胞がエネルギーを生み出す能力がより高かった。特に高齢者では、高強度インターバルトレーニングを行った場合、筋肉細胞のエネルギー生成機能が若い人に近づく変化が顕著だった。
◇引退後も社会とのつながりを持つ
引退後も社会的な役割を持つことで、生活リズムが崩れにくくなる。決まった時間に出かけ、人と会い、誰かに必要とされることをする、その過程そのものが、活動量や気分、ストレスの改善に幅広く役立つ。学術誌「社会科学と医学(Social Science & Medicine)」に掲載された研究によると、引退した参加者2605人を分析した結果、年間49時間以下、または200時間以上のボランティア活動をした人々は、老化の進行が比較的緩やかな傾向を示した。一日をただ過ごしてしまわないよう、自分が必要とされる居場所を作ることが重要だ。
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