【ヘルス朝鮮】血糖値の管理が必要な場合、白米の代わりに黒米や緑米に注目してみる価値があるという研究結果が出た。黒米や緑米は白米よりもデンプンがゆっくり分解され、食後の血糖値が緩やかに上昇する可能性があるという。
北海道大学の研究チームは、日本で栽培されているジャポニカ米56品種を分析し、品種ごとの脂質成分とデンプンの消化速度を比較した。分析対象には白米だけでなく、玄米、赤米、緑米、黒米なども含まれていた。
研究チームは米を炊いた後、消化酵素を加えてデンプンがどれだけ速く分解されるかを調べた。その結果、黒米と緑米は白米よりもデンプンがゆっくり分解されることが分かった。米の主な炭水化物であるデンプンは、消化の過程で細かく分解されてブドウ糖に変わる。このように生成されたブドウ糖が血液に吸収されることで、食後の血糖値が上昇する。したがって、デンプンがゆっくり分解されれば、ブドウ糖が血液に入る速度も遅くなる可能性がある。これにより、食後の血糖値が急激に上昇するのを抑えるのに役立つ可能性がある。
黒米の色を作る成分も白米とは異なる。黒米にはアントシアニンが含まれている。これは赤色や紫色を呈する植物色素の一種だ。アントシアニンは抗酸化作用に関連する成分として知られている。ただし、今回の研究では、黒米や緑米が白米よりもデンプンがゆっくり分解されることは確認されたものの、実際に人の血糖値の変化を測定したわけではない。したがって、これら2種類の米が糖尿病を予防したり、血糖値を下げたりすると断定することはできない。
研究を率いた北海道大学のシダバサベ・ゴウダ准教授は「米の品種ごとに異なる成分を活用し、今後、血糖値の管理などを考慮した食品開発に役立てることができるだろう」と述べた。
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