【ヘルス朝鮮】人間の寿命は、1つや2つの要因だけで決まるわけではない。健康で長生きするためには、複数の要素をバランスよく整えることが重要だ。喫煙しないことは基本であり、体格指数(BMI)・血圧・コレステロール・血糖も正常な範囲に維持・管理する必要がある。
実際、こうした内容の研究結果が国際学術誌『欧州予防心臓病学雑誌(European Journal of Preventive Cardiology)』に掲載された。フィンランドのヘルシンキ大学の研究チームは今回の研究で、フィンランド人男性約2700人を最大60年間にわたって追跡調査した。研究開始時の男性たちの平均年齢は42歳で、研究チームは死亡するまで定期的にアンケート調査や検査を行い、▲喫煙の有無 ▲体格指数(BMI) ▲血圧 ▲コレステロール ▲血糖を調べた。
研究結果によると、▲非喫煙者である ▲BMIが25kg/m²未満 ▲収縮期血圧が140mmHg未満 ▲総コレステロールが6mmol/L未満 ▲食後1時間の血糖が9mmol/L未満という5つの指標をすべて満たしていた男性は、90歳まで生存した割合が41.9%に達した。一方、5つの指標がすべて不良だった男性は、6.8%にとどまった。良好な指標を1つだけ満たしていた場合は14.2%、2つは18.3%、3つは26.7%、4つは36.6%となり、良好な指標が多いほど90歳まで生存する割合も高くなった。
5つの指標は、老年期の虚弱の程度にも影響していた。指標がすべて良好だった男性は、老年期(平均79歳)に達した際、虚弱な人の割合がわずか2.2%だったのに対し、すべて不良だった男性では24.5%に達した。精神的な幸福度も55.1%対39%と、10ポイント以上の差がみられた。
研究チームは、中年期の心血管疾患リスクが、老年期の虚弱の程度や生活の質、幸福感、寿命と関連していると説明した。研究を行ったティモ・ストラントベリ教授は「今回の研究は、健康的な生活習慣が寿命と身体機能の双方を延ばすことができることを示している」と述べた。その上で「体格指数や喫煙、コレステロール、血圧、血糖は、いずれも測定して管理できる指標だ」とし、「生活習慣の改善だけで解決できない場合は、薬の服用によって管理することも可能だ」と語った。