ビッグサイズのジオラマを手掛けるシン・オンヨプさん
「1億5000万ウォン(約1500万円)出すと言われたけれど、売りませんでした」
フィギュア、ジオラマ好きならどこかで一度は目にしたことがあるだろう。きらびやかな照明、強烈なサウンド、そして大きなスケールで圧倒するダフト・パンクのコンサート会場…。作家シン・オンヨプさんの作品だ。
バットマンのジオラマシリーズを手掛けていたシンさんの作品がよりいっそう多様化している。ダフト・パンクのコンサート会場を皮切りに、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場するドーフワゴン、「トランスフォーマー」シリーズに登場するディセプティコンの基地、さらには「スター・ウォーズ」シリーズの将棋盤まで作った。ジオラマに使われる材料は千差万別。多額を投じて3Dプリンターで制作したり、生活用品店で数千ウォン(数百円)で購入するほか、使い捨て容器を使用することもある。
シンさんは「既存のキャラクター、人物を作るジオラマである程度実力を積んだら、自分で作り上げる創作ジオラマを手掛けたい」と語った。
dizzo/朝鮮日報日本語版
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