英国オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所が最近発表した「デジタル・ニュースリポート2020」によると、世界の主要40カ国・地域で実施されたメディアに対する信頼度調査で韓国が40位(信頼度21%)で最下位であることが分かった。
韓国メディアは2016年に初めてこの調査に含まれ、2017年から今年まで4年連続で最下位にとどまっている。韓国では国別に行われた今回の調査に一般市民2304人が参加した。
今回の調査で、自国で報道されたニュースを「大部分信頼することができる」と答えた人の平均は38%で、前年に比べ4ポイント下落した。これは、新型コロナウイルス感染症の流行により国際社会の大部分が大きな混乱を強いられていることが影響を及ぼしたものとみられる。毎年この調査で最高の信頼度を誇ってきたフィンランドは今年も信頼度56%でポルトガルとともに首位となったが、前年に比べ3ポイントダウン。以下、3位はトルコ(55%)、4位はオランダ(52%)、5位はブラジル(51%)だった。
メディア信頼度の中間グループを見てみると、カナダは前年に比べ8ポイントダウンの44%で14位に入り、メキシコは前年に比べ11ポイント下落し39%で19位、日本は信頼度37%で22位だった。
メディア信頼度最下位圏では政治・経済的理由でデモが激化しているチリ(30%)が28位、香港(30%)が29位、英国(28%)が34位、フランス(23%)が39位を記録した。
朝鮮日報日本語版
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