韓国がグローバル・コンピテンス調査で7位水準…TOP10は?
2020.11.09 10:43

 韓国の生徒たちの「グローバル・コンピテンス」が世界7位水準であることが分かった。

 教育部(省に相当)と韓国教育課程評価院は23日、経済協力開発機構(OECD)による「生徒の学習到達度調査(PISA)2018」のグローバル・コンピテンスの結果を分析し、発表した。

 昨年12月に公開された「PISA2018」では、OECD加盟37カ国・地域、非加盟42カ国・地域、合わせて79カ国・地域を対象に満15歳の生徒たちの読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野での調査結果を発表したほか、今回はグローバル・コンピテンスを革新的評価領域に追加し、初めて評価した。

 今回のグローバル・コンピテンスはアンケート調査と認知的評価という二つの方法で測定された。アンケート調査は66カ国・地域(OECD加盟27カ国・地域、非加盟39カ国・地域)が、認知的評価は27カ国・地域(OECD加盟11カ国・地域、非加盟16カ国・地域)が参加した。

 認知的評価に対する点数は韓国の生徒たちが509点で、27カ国・地域の平均点(474点)に比べ35点高かった。

 OECDのPISA国際本部は、グローバル・コンピテンスについては順位付けせず、平均点数だけ算定して発表した。ただし、平均点数はシンガポールが576点で最も高く、カナダ554点、香港542点、スコットランド534点、台湾527点、スペイン512点に続いて7番目だった。

朝鮮日報日本語版