雑煮やトッポッキに使うカレトック、小麦や燕麦を混ぜて味&栄養価アップ
2020.12.17 09:41

 農村振興庁が小麦や燕麦などの穀物を混ぜてつくったカレトック(細長い棒状の餅)を提案した。

 カレトックの主原料であるコメはナイアシンなど複数の栄養素を含む良質の穀物で、炭水化物、たんぱく質、脂肪がまんべんなく含まれている。しかし、ビタミンB群が少なく、たんぱく質やビタミンB、抗酸化成分を多く含む小麦や燕麦を一緒に使用すると、よりヘルシーでおいしいカレトックを味わうことができる。

 小麦は炭水化物やたんぱく質が80%を占めるが、特にたんぱく質の割合が10%以上で、ほかの穀物に比べて高い。全粒粉には量は少ないがカルシウムやリン成分が含まれており、ビタミンB1、B2などの機能性成分も含有している。

 燕麦はたんぱく質、脂肪、ビタミンB群を多く含んでおり、ベータグルカンやアベナンスラミドなど、さまざまな免疫力強化成分を含有した健康食品だ。

 カレトックはさっと焼いてはちみつや水あめを添えて食べたり、トッポッキ(餅の唐辛子みそ炒め)や雑煮など、さまざまなメニューに活用することができる。

キム・ジョンア記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版