ソウル市内の特級ホテルで提供するアップルマンゴーかき氷の価格が10万ウォン（約1万1300円）を突破している。

　フォーシーズンズ・ホテル・ソウルで提供するアップルマンゴーかき氷は、昨年同様12万6000ウォン（約1万4200円）に達し、最高値を記録した。

　フォーシーズンズ・ホテル・ソウルは24日、「済州アップルマンゴー・パブロワかき氷」の販売を開始したと発表した。価格は12万6000ウォンで、昨年と同じだ。今年販売を開始したソウル市内の特級ホテルのアップルマンゴーかき氷のうち、最高価格だ。

　パブロワとは、メレンゲを焼いてホイップクリームやさまざまなフルーツを飾り付けたデザートで、ロシア出身のバレリーナ、アンナ・パヴロワに由来すると言われている。

　済州アップルマンゴー・パブロワかき氷は、済州道から直送されたアップルマンゴーを2個以上使い、中央に白く華やかなパブロワが置かれている。さらに、華やかな赤い色のイチゴゼリーなどが調和をなしているのが特徴だ。

　ソウル新羅ホテルのアップルマンゴーかき氷の価格は10万2000ウォン（約1万1500円）で、昨年の9万8000ウォン（約1万1000円）に比べ4％ほどアップした。新羅ホテルの関係者は「原材料価格など、全般的な物価上昇を反映した」と説明した。

　ロッテ・ホテルで今年提供するアップルマンゴーかき氷の価格は9万2000ウォン（約1万円）で、昨年と同じだ。現在、アフタヌーンティーセットに添えられるプロモーション実施中。ウォーカーヒル・ホテルの場合、来月からマンゴーとメロンを使用したかき氷を提供する。価格は7万ウォン（約7900円）台になる予定だ。

　ウェスティン朝鮮ソウルは今年まだアップルマンゴーかき氷を発売していないが、昨年は前年比8.3％アップの7万8000ウォン（約8800円）で販売した。

　なお、特級ホテルのアップルマンゴーかき氷の価格は10万ウォンを超えているが、マンゴー自体の価格は下がっている。韓国農水産食品流通公社（aT）によると、今月のマンゴーの価格は前年同月に比べ35.6％下がっているという。

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NEWSIS／朝鮮日報日本語版

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