思いついたら水1杯...「こんな風に」飲めばやせる
2024.09.05 10:48

 水はいろいろな面で健康によい。水を適切に飲めば血液循環が円滑になり、各臓器が本来の機能をしっかり果たすことができる。ダイエットにも役立つ。やせるのに役立つ水の飲み方を調べてみよう。

 水を飲むと代謝が円滑になる。体内の老廃物がしっかり排出され、水自体を消化するのにもカロリーを消耗する。水を飲んだ後に抱く満腹感自体も、食欲の調節に役立つ。そのため、食事の15-30分前に水を1、2杯飲むと、胃が水で満たされ、空腹感がある程度緩和される。すると、自然と食事量が減り、摂取カロリーを少なくすることができる。カナダ・クイーンズ大学が肥満の成人を対象に研究を実施した結果、食事前に水を500ミリリットルほど12週間飲んだところ、2キロの減量効果を得た。食事前に水を飲むと、食事のたびに平均40-200カロリー少なく摂取していた。

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 ただし、食事の途中で水を用意して飲む必要はない。むしろ消化機能に負担がかかる。胃で分泌される消化液が水で希釈され、長期的には消化機能が弱まることが懸念される。

 水を暇あるごとに摂取すれば、刺激的な味に対する欲求も弱まる。米国イリノイ大学の研究チームが、ミネラルウォーターを一日に1-3杯多く飲んだところ、一日のナトリウム摂取量が78-235グラム減り、砂糖は5-18グラム、飽和脂肪酸は7-21グラム摂取量が少なかったという研究結果を発表した。

 水の代わりにコーヒーや緑茶などを飲むのは避けた方がよい。カフェインなど利尿作用がある成分が含まれており、体内から水がむしろ抜け出てしまう。コーヒーや緑茶を飲んだ場合は、その分水をさらに補充するようにすべきだ。

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ヘルス朝鮮/朝鮮日報日本語版