経済協力開発機構(OECD)が10年ごとに実施している国際成人力調査で、韓国の「成人力」は20点以上下がり、最も大幅にダウンした国・地域の一つに分類された。
OECDが最近公開した「2023年国際成人力調査」報告書によると、韓国の満16-65歳の成人力は500点満点中249点で、OECD平均の260点に比べて低かった。2012年の調査結果と比較すると、23点下がった。
調査に参加した31カ国・地域のうち、成人力が10年前と比べて20点以上下がったのは韓国、ニュージーランド(マイナス21.1点)、リトアニア(マイナス28.4点)、ポーランド(マイナス31.2点)など4カ国だ。
韓国の成人力は10年間に、レベル4-5の比率は減少し、レベル1以下の比率は増加した。レベル1以下は、短く簡単な文章くらいしか理解できないほどの最も低いレベルで、レベル4以上は、長く複雑な文章を理解することができるほど高いレベルを意味する。
レベル1以下は、2011-2012年の調査で13%を記録したが、2022-2023年の調査では31%に増加した。レベル4-5は10年間で8%から6%へと減少した。
韓国は全年齢層で成人力の低下傾向が目立っていた。1989-1996年生まれの人たちの成人力点数は2011-2012年(16-23歳)に比べ、2022-2023年(27-34歳)には19点下がった。2011-2012年に44-54歳だった人たちは、10年後には42点下がっていた。
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テレビ朝鮮/朝鮮日報日本語版
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