パンや麺類を断つのは本当に身体に良いのか?1万人を分析した意外な結果
2026.06.16 15:26
写真=UTOIMAGE

【ヘルス朝鮮】パンや麺類、ジャガイモなどの摂取を断つ「低炭水化物ダイエット(ローカーボ食)」は、減量や健康管理の代表的なアプローチとして定着しているが、心血管の健康という観点においては必ずしも良いことばかりではないという研究結果が発表された。炭水化物を極端に制限するよりも、適正水準を維持する食事のほうが、長期的にはより多様な健康指標の改善に役立つ可能性があるという。

 低炭水化物ダイエットは長年、体重減少や血糖値のコントロールに効果的な方法として注目されてきた。しかし、心臓の健康に及ぼす影響については、これまで研究結果が分かれていた。一部の研究では血圧や中성(性)脂肪の改善効果が確認された一方で、別の研究ではこれといったメリットがないか、むしろ心血管疾患のリスクが増加し得るという結果も報告されていた。

▶「ホルモンを乱して太らせる」医師が挙げる「最悪の食品」

 これを受け、米テキサスA&M大学の研究チームは、低炭水化物ダイエットと心血管疾患の関連性を分析するため、27か国の成人1万1481人を対象とした質の高い研究174編を総合的に分析した。参加者らの食事を炭水化物の比率に応じて比較し、体重や体脂肪、腹囲(ウエスト周囲径)はもちろん、コレステロール、血圧、炎症数値など、多様な心血管健康指標の変化を評価した。

 分析の結果、ケトジェニックダイエット(糖質制限食)と低炭水化物ダイエットは、体重減少、血圧低下、中性脂肪の減少など、一部の指標で明確な改善効果を示した。しかし、全体的な健康指標を総合的に見渡すと、炭水化物を適正水準で摂取する「中等度炭水化物食」が、最も幅広い項目で改善効果を示していることが分かった。

 研究チームは特に、低炭水化物ダイエットやケトジェニックダイエットにおいて、いわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロールの数値が上昇する傾向を確認した。その一方で、心血管の健康を評価する際、LDL数値よりも信頼性の高い指標とされる「脂質比(lipid ratio)」に関しては、低炭水化物、ケトジェニック、中等度炭水化物食のいずれにおいても、同等水準の改善効果が見られた。

 ある人が低炭水化物ダイエットで高い効果を得られる一方で、別の人はコレステロール値が大幅に上昇してしまう理由についても一部が解明された。研究によると、低炭水化物ダイエットの効果は、女性や過体重(過体重)・肥満の層において特に顕著に現れた。また、最低でも6か月以上にわたりこの食事を維持した際、炎症数値や中性脂肪に関連する指標の改善効果がより鮮明に確認された。炭水化物を減らす代わりに「何を食べるか」も重要だった。炭水化物を健康的な脂質やタンパク質に置き換えたとき、最も包括的な健康改善効果が確認されたという。

 研究を主導したシュオ・フォン(Shuo Feng)博士は「炭水化物の制限は、減量や血圧管理において効果的なツールとなり得るが、血中脂質数値(コレステロール値など)に対するモニタリングが必要だ」とした上で、「特定の指標だけを見れば低炭水化物食が有利に思えるかもしれないが、全般的な健康という側面においては、中等度炭水化物食のほうがより幅広いメリットをもたらした」と指摘した。

なお、この研究結果は国際学術誌「アメリカ臨床栄養学雑誌(American Journal of Clinical Nutrition)」に最近掲載された。

※ 本記事はAIで翻訳されています。


▶在宅勤務、楽なだけかと思いきや…メンタルヘルス悪化との関連性が確認

▶「空腹時にバターを食べるとがんが消える」 最近流行の健康法、実際の効果は?

▶専門家が選ぶ「二日酔いに効く食べ物」2位はキムチ、1位は?

ヘルス朝鮮/朝鮮日報日本語版