ソウル市舞踊団「イルム」の出演舞踊家らが25日、ソウル市鍾路区の世宗文化会館舞踊団練習室で、公演の練習を公開した。「イルム」は、国家無形文化財第1号でユネスコ(国連教育科学文化機関)の人類無形文化遺産にも登録された文化遺産「宗廟祭礼楽」から始まった。「宗廟祭礼楽」とは、朝鮮王朝時代に国王と王妃の神主(位牌)をまつる宗廟で執り行われた祭礼儀式に用いる器楽と、歌・舞いのことを指す。中でも祭礼舞のことを「イルム」と称し、一列に揃って舞いを舞うという意味だ。