韓国は国際競争力28位、前年比1ランクダウン…日本は35位

  •  韓国がスイスの国際経営開発研究所(IMD)による国際競争力ランキングで64カ国・地域のうち28位に入った。昨年の27位から1ランクダウンし、韓国よりも順位が下だったバーレーン(25位)、マレーシア(27位)が今年逆転した。

     企画財政部(省に相当)が20日に発表したところによると、世界競争力センター(WCC)が発行した「2023年IMD国際競争力年鑑」で、韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国や新興国64カ国・地域のうち28位だったという。

  •  韓国の国際競争力ランキングを分野別に見ると、「経済成果」が前年の22位から今年14位へと8ランク上昇し、過去最高成績を収めた。これまでの最高記録は2015年の15位だった。世界貿易が低迷する中、国内経済(12位→11位)、国際投資(37位→32位)、雇用(6位→4位)、物価(49位→41位)などのランキングが上昇した影響とみられる。

     一方、「政府の効率性」は前年に比べ2ランクダウンの38位に終わった。財政(32位→40位)および制度環境(31位→33位)、企業環境(48位→53位)などの下落幅が大きかったからだ。政府の債務残高(対国内総生産〈GDP〉比)は2018年の35.9%から2019年には37.6%、2020年に43.6%、2021年に46.9%、2022年には49.6%と悪化している。

     今年は昨年に引き続き、デンマークが1位を占めた。以下、2位アイルランド、3位スイス、4位シンガポール、5位オランダの順で続いた。

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