文化体育観光部(省に相当)と韓国観光公社が国内外で「Kカルチャー・ポップアップ」イベントをリレー方式で実施し、「韓国訪問の年」の熱気を盛り上げる。
最初のイベントは、外国人によく知られている釜山の代表的な観光地「海雲台ブルーライン・パーク」松亭駅で行われる。
韓国固有の色で染めた布を活用した空間を設置し、外国人観光客が韓国への招待状を知人らに直接書くことができるようにする。イベント終了後、招待状は国際郵便で発送される。
Kカルチャー体験イベントも行われる。ハングルで印鑑をつくって押してみたり、紙で笠をつくってかぶってみることができる。6月30日から7月9日までの予定だ。
Kカルチャー・ポップアップ・イベントと連携したファムトリップも実施される。大手日刊紙を含めメディア31社の関係者やインフルエンサーらおよそ50人は、29日から釜山、慶州一帯を訪れる。
今回のイベントは、釜山に続いて7月半ばに米国ニューヨークのロックフェラー・センター、8月にはソウル・汝矣島のTHE HYUNDAI SEOULなどで行われる。
最近、韓国を訪問する外国人観光客の回復率が上昇し続けている。2019年に比べ、2022年11月には31.6%を記録し、今年1月には39.3%、5月には58.4%を突破した。
文化体育観光部のパク・ジョンテク観光輸出戦略推進団長は「釜山で行う今回のマーケティング・イベントをきっかけに、自治体との協力を一段と強化し、引き続き各地で『韓国訪問の年』のPRを行っていく」と話している。