国立中央博物館は7日、2024年に英祖(在位1724-1776)即位300周年を迎えるに当たり開催する特別展「蕩蕩平平-文と絵の力」の開幕を控え、ソウル市竜山区の国立中央博物館常設展示館でメディア公開イベントを行い、主な遺物を披露した。今回の特別展は、英祖と正祖(在位1776-1800)が「蕩平(平等)な世の中」を成し遂げるために「文と絵」を活用し、コミュニケーションを図ろうと努力する姿に注目した展示だ。英祖と正祖が書いた御筆、二人の王の意図を反映して製作された宮中行事図など、18世紀の宮中書画の華やかな品格と重々しさを代表する54件88点が披露される。