マサチューセッツ工科大学(MIT)が、英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が最近発表した「2025年世界大学ランキング」で1位に名を連ねた。これにより、MITは13年連続で1位を占めたことになる。
今年のランキングでは1位のMITをはじめ、インペリアル・カレッジ・ロンドン(2位)、オックスフォード大学(3位)、ハーバード大学(4位)、ケンブリッジ大学(5位)、スタンフォード大学(6位)、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(7位)、シンガポール国立大学(8位)、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(9位)、カリフォルニア工科大学(10位)がトップ10に名を連ねた。
今年は世界148カ国・地域の大学1747校を評価し、1503校が選定され、米国は参加国・地域のうち最も多い197の大学が含まれた。英国は90校、中国は71校がランクインした。韓国の大学ではソウル大学が31位、KAISTは53位、延世大学は56位、高麗大学は67位、浦項工科大学は98位だった。
クアクアレリ・シモンズは2004年から毎年世界大学ランキングを発表しており、世界で最も影響力がある大学評価の一つに挙げられている。評価は55の学問分野を対象に▲学界の評判▲卒業生の評判▲論文の被引用数▲論文の影響力▲国際学術ネットワークなど5項目を基に実施している。