夫の遺体の傍らで3週間も寝食を共にし、生活を続けていた英国人女性に対し、裁判所が禁錮刑を言い渡した。
今月25日(現地時間)、英紙デイリー・サンやデイリー・ミラーなどの海外メディアによると、英国オックスフォードシャーに住むサリー・スミッソン被告(61歳)は、夫のジョン・ブラックウェルさん(死亡当時71歳)の遺体を約3週間にわたり放置したまま共に過ごしたとして、禁錮14カ月の判決を受けた。
ブラックウェルさんは昨年10月初旬、心臓麻痺により死亡したと推定されている。警察によると、遺体は昨年10月21日になってようやく自宅の寝室の床で発見された。当時、遺体は全裸の状態で腐敗が激しく進行していたが、外傷の痕跡はなかったという。
検察側のチャールズ・ワード=ジャクソン氏は「ブラックウェルさんは深刻な心臓疾患を患っていた」とし、「泥酔状態での口論や家庭内暴力(DV)が伴うなど、夫婦関係は不安定だった」と説明した。
スミッソン被告は約3週間の間、遺体がある部屋で生活し、同じ寝室のベッドで眠っていたことが判明している。ワード=ジャクソン氏は「ブラックウェルさんの死後もテレビがつけられたままで、ベッドを使用した形跡が残っていた」と述べた。
近隣住民らは、この期間中のスミッソン被告の異常な言動について証言している。ブラックウェルさんの姿が見えないと尋ねる住民に対し、彼女は「夫は出かけている」や「病院へ行った後、回復しているところだ」などと答えていたという。その後、清掃員の通報を受けて警察が出動し、遺体が発見された。
スミッソン被告は今月20日、遺体の合法的かつ尊厳ある埋葬を妨害した罪で禁錮14カ月の実刑を言い渡された。マイケル・グレッドヒル裁判官は「約3週間にわたり死亡した夫の隣で眠っていたことは、極めて重大かつ深刻な犯罪であり、社会的な品位の基準に対する侮辱だ」と指摘した。
一方で、スミッソン被告の弁護側は「被告は事件直後、検視官事務所に2度連絡を入れている」とし、「夫の死に直面して即座に対応しようとしたものの、その後、現実から目を背けてしまった。本人は深く反省している」と述べた。
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