韓国人の8割が新型コロナ隔離者のリストバンド着用に賛成、その理由は?

  •  最近、新型コロナウイルス感染症に関する自宅隔離規定を守らないケースが発生している中、自宅隔離対象者にリストバンド(電子腕輪)を着用させることについて、アンケート回答者の80.2%が賛成意見だということが分かった。

     文化体育観光部(省に相当)は世論調査専門機関の韓国リサーチに依頼し、新型コロナウイルス感染症による自宅隔離対象者に対するリストバンド着用をめぐり、一般国民の認識調査を実施した結果、回答者の80.2%が「賛成」と答えた。

     今回の調査は4月8日から9日にかけて二日間、ソウル市や京畿道など全国16地域の満19歳以上の国民1000人を対象に、オンラインを通じて行われた。

     その結果、リストバンド着用案に「賛成」の人が80.2%で圧倒的に多く、「反対」は13.2%、「よく分からない」が5.9%だった。特に「賛成」と答えた人は30代、50代がともに82.9%で多く、「反対」という回答は20代が17.6%で最も多かった。

     リストバンドの着用に賛成の理由としては「感染拡大防止の方が重要だから」という回答が47.1%で最も多く、一方反対の理由は「人権侵害」を問題視している人が42.4%で最も多かった。
キム・ギョンヒ記者
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