Capellaの韓国初進出作「Capella襄陽」着工式開催
2022.11.17 14:18

 Capella Hotels&Resortの韓国初進出作「Capella襄陽」が10月27日に着工式を開催し、本格的な事業のスタートを告げた。

 ソンジョン海岸から続く5万8000平方メートルの敷地に、延べ面積およそ13万2000平方メートル規模で建設される「Capella襄陽」は、客室261室のほか、広さ6700平方メートルで韓国最大規模のウェルネスゾーン、五つの屋内外プール、さまざまなコンセプトのレストランやコンベンションホールなどを備えた特級ビーチリゾートで、事業費はおよそ8300億ウォン(約877億円)。

 Capellaは2018年、「Capella Singapore」が米国のドナルド・トランプ大統領(当時)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記による米朝首脳会談の開催場所に選ばれ、韓国人にもよく知られている。Capellaは現在、中国、インドネシア、タイ、ベトナムなど5カ国で六つのホテル・リゾートを経営しており、2025年までにオーストラリア、モルディブ、日本、そして韓国・襄陽に新たにホテルをオープンする予定だ。

 ソウル・江南エリアから1時間30分ほどでアクセスが便利な襄陽の立地条件は、アジア最高のビーチ&ウェルネスリゾートを誕生させようというCapellaのビジョンを満たしている。リゾートが位置する地域の自然環境や文化に対する深い探求を基に、それぞれ異なる建築様式やデザインを披露してきたCapellaが、襄陽でどのような姿を見せてくれるのか、期待が高まっている。

 なお、「Capella襄陽」は2025年下半期に完成予定で、2023年上半期に会員権の販売を開始する。

dizzo/朝鮮日報日本語版