BTS海岸、ドラマで見たあの場所! 韓流聖地巡礼にオススメの観光スポット
2023.02.14 20:33

 Kコンテンツの人気が全盛期を迎えている。防弾少年団(BTS)のCDはもちろん、韓国ドラマや映画に至るまで、世界の人たちのハートをつかんでいる。

 これを受け、韓国観光公社が2月にオススメのスポットのテーマを「韓流聖地巡礼」と定め、全国のKコンテンツの名所6カ所を紹介した。

◆韓屋カフェ仙雲閣と双門洞の路地


写真提供=韓国観光公社

 ソウル市江北区と道峰区に位置する韓流ドラマのロケ地が、韓屋(韓国の伝統家屋)カフェ仙雲閣と双門洞の路地だ。大韓帝国時代の義兵の物語を描いたドラマ『ミスター・サンシャイン』は、仙雲閣の古風な雰囲気とドラマの時代背景がピッタリだった。


写真提供=韓国観光公社

 一方、双門市場の商店や路地は、2015年から2016年にかけて放送され爆発的な人気を集めたドラマ『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』の舞台となり、白雲市場は2021年に世界的なKドラマ・ブームを巻き起こしたドラマ『イカゲーム』のロケ地の一つだ。

◆三陟・孟芳海岸と府南海岸


写真提供=韓国観光公社

 三陟市の孟芳海岸は2021年、防弾少年団がアルバム「Butter」のジャケットを撮影した場所で、今では「BTS海岸」とも呼ばれている。一方、府南海岸は映画『別れる決心』の最後のシーンを撮影した場所だ。村で管理しているこぢんまりとした海辺はまさに映画的で、入り口の竹やぶや岩山、砂浜も詩的だ。

◆論山サンシャインランドとオンビッ自然休養林

写真提供=韓国観光公社


写真提供=韓国観光公社

 論山市とドラマ制作会社などがタッグを組んで造成した論山サンシャインランドは、『ミスター・サンシャイン』の大部分が撮影された場所で、ドラマが人気を集めると、論山サンシャインランドもまた韓流観光スポットとして浮上した。一方、オンビッ自然休養林も韓流の新たな名所だ。2021年から2022年にかけて放送されたドラマ『その年、私たちは』がネットフリックスを通じて世界中の人たちから愛されたことから、撮影地であるオンビッ自然休養林の名前も知られるようになった。

◆聞慶セジェ道立公園と聞慶セジェ・オープンセット場

写真提供=韓国観光公社


写真提供=韓国観光公社

 聞慶セジェ道立公園には、時代劇の撮影を専門に行う聞慶セジェ・オープンセット場がある。特に、韓国型ゾンビドラマとして世界中の人から熱い反応を得たドラマ『キングダム』シーズン1・2では、聞慶セジェがドラマの中の実際の空間であり、主な撮影地だった。そのほか『赤い袖先』『恋慕』『シュルプ』など、さまざまなドラマの撮影が行われており、韓流時代劇人気の原動力となっている。

◆浦項・清河市場と九竜浦


写真提供=韓国観光公社


写真提供=韓国観光公社

 最近浦項に旅行者を呼び込んでいる韓流ドラマは『海街チャチャチャ』だ。九竜浦港や近くの石屏1里防波堤の赤い灯台もまた、『海街チャチャチャ』のロケ地として知られている。そのほか、九竜浦近代文化歴史通りは日本による植民地時代の家屋およそ80棟が残っている場所で、ドラマ『椿の花咲く頃』が放送された後、広く名前が知られるようになった。

◆全州・棲鶴洞芸術村と寒碧トンネル

写真提供=韓国観光公社


写真提供=韓国観光公社

 ドラマ『二十五、二十一』の主な撮影地は全州だ。特に、棲鶴洞芸術村と寒碧トンネルはドラマの人気に後押しされ、新たな観光スポットとして浮上している。棲鶴洞から全州川に沿って15分ほど歩いていくと、寒碧トンネルにたどり着く。ヒド(キム・テリ)が傷ついたイジン(ナム・ジュヒョク)を慰めたこの場所は、すがすがしい青春を描くのにこれ以上ないくらいピッタリだった。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版