酒の席でトイレを我慢していたが、一度トイレに行くと、その後たびたび行きたくなる。たくさん酒を飲んだからだろうか。
これには膀胱感覚の変化とアルコールの利尿作用抑制という二つの原因が作用している。釜山ペク病院泌尿器科のミン・グォンシク教授は「膀胱は膨張と収縮を繰り返し、小便を貯蔵して排出する役割を担っており、一般的に400-500ccの小便を貯蔵することができるが、長い時間我慢してから膀胱を空にすると、膀胱壁が瞬間的に収縮し、少量の小便がたまっただけでも敏感に反応する」と説明した。小便を長い間我慢したときは、膀胱が過度に膨張して一時的に感覚が鈍くなるが、一度膀胱を空にした後には膀胱が収縮された状態で小便が再びたまって感度が高まるというわけだ。
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その上、アルコールは体内の抗利尿ホルモンであるバソプレシンを抑制し、腎臓の水排出量を増やし、アルコール自体も利尿作用があるため、飲んだ酒の量より多くの水分が小便として流れ出ることになる。小便の間隔が短くならざるを得ないのはそのためだ。ミン・グォンシク教授は「ただし、小便の間隔が短くなっても一日5-7回以内なら正常な反応なので、心配しなくてもよい」と主張した。
ミン・グォンシク教授は「アルコールによる脱水や小便を過度に我慢する行為は膀胱の健康によくないため、酒を飲むときは水分を十分に摂取し、無理に小便を我慢する行為は控えるように」とアドバイスした。
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ヘルス朝鮮/朝鮮日報日本語版
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