Q:足首を一度ひねった後、繰り返しくじくようになったのだが、どうしたらいい?
A:セラン病院整形外科のクォン・ウォンファン科長は「足首をひねると、じん帯が伸びたり一部切れたりするねんざが生じるが、90%は足の裏が内側にねじれ、外側のじん帯が損傷する」とした上で「足首のねんざは数日するとはれがひいて痛みも消えるため、放置するケースが多いが、そうするとじん帯が伸びた状態で治り、足首に不安定症が生じる」と説明した。
クォン・ウォンファン科長は「慢性的な足首の不安定症に悩む患者たちは、日常で足首の力が抜け、たびたびひねるようになる」とした上で「じん帯を強化する物理療法、足首の関節を包み込むテーピング、足首を固定する補助器具を着用するなどし、じん帯を補強しなければならない」と主張した。また「足首の周辺の筋力強化運動、バランス感覚の訓練、アキレス腱のストレッチなどをして、ねんざの再発を防がなければならない」とクォン・ウォンファン科長は話している。