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「赤身肉を食べると認知症リスクが13%高まる」 代わりに食べるべきものとは

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    ▲ 写真=UTOIMAGE

     牛肉や豚肉など赤身肉や加工食品をたくさん摂取すると、認知症のリスクが13%高まるという研究結果が出た。一方、ナッツ類や豆類、魚などを食べると認知症のリスクを20%低下させることができることが分かった。

     米国ハーバード大学T.H.Chan公衆衛生大学院のダニエル・ワン教授のチームは、食事メニューと認知症リスクの関係について研究を実施した。今回の研究結果は1月16日、米国神経学会の学術誌「Neurology」で発表された。

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  •  研究チームは、米国の看護師健康調査(NHS)や医療専門家追跡調査(HPFS)などに参加した13万3771人(平均年齢49歳)の食事メニューと健康情報データを最長で43年間、追跡観察した。このデータには参加者たちの一般的な食事メニューおよび詳しい健康情報が含まれており、2-4年ごとにアップデートされた。参加者のうち、追跡期間に認知症と診断された人は全部で1万1173人だった。

     その結果、赤身肉の1回の摂取量86グラム(3oz)を基準とし、加工肉を含む赤身肉の摂取量が一日平均21グラム以上の人は8.6グラム以下の人に比べ、認知症発症リスクが13%高く、認知機能低下リスクは14%高いと分析された。

     加工されていない赤身肉を一日86グラム以上摂取する場合には、一日の摂取量が43グラム未満の場合に比べ、認知症のリスクが16%高かった。加工肉や加工されていない赤身肉をたくさん摂取するほど、認知機能低下リスクも高かった。加工肉の一日の摂取量が86グラム増えるたびに、認知機能の老化が約1.6年早まると分析された。

     しかし、赤身肉や加工肉をナッツ類や豆類、魚などに置き換えると、認知症リスクは19%、認知機能低下リスクは21%低下した。認知機能の老化は1.37年遅くなることが分かった。

     研究チームは、加工肉などに含まれる飽和脂肪酸や塩分などが脳細胞の健康に影響を及ぼすだけでなく、腸内の微生物が赤身肉と認知症リスクを結びつける要因として作用するものとみている。

     バクテリアによって肉類が分解される過程で生成されるトリメチルアミンN-オキシド(TMAO)がアルツハイマー型認知症などに関連するタンパク質アミロイドβとタウの凝集に影響を及ぼし、認知機能障害を引き起こす恐れがあるということだ。

     研究チームは「この結果は赤い肉類、特に加工された赤身肉をたくさん摂取するほど認知症を発症するリスクが高まり、認知能力が低下するということを示している」とした上で「認知的健康の促進のために赤身肉の摂取を減らすことを食生活指針に含めることができるだろう」と話している。

チョン・アイム記者
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