チキンにギョーザ、韓国で激辛グルメが続々登場

  •  景気が低迷すると、辛いものを食べたがる人が増えるという。辛味成分カプサイシンが脳を刺激し、ストレスを解消して気分転換につながるからだ。これを受け、辛さが売りの商品が続々登場している。では、たまったストレスを吹き飛ばしてくれるような、辛いグルメを見てみよう。

    ◆極限の辛さを追求したチキン

  •  クムネチキンは激辛マニアをターゲットに、極限の辛さを追求した新メニューを発売。新たに登場した「クムネ・エクストリーム・ボルケーノ」は、辛さを示すスコヴィル値が「クムネ・ボルケーノ」に比べ2倍アップした12288スコヴィル。激辛マニアにとって、これまでにない辛さを味わえるメニューになるものと期待される「クムネ・エクストリーム・ボルケーノ」は、クムネチキン1店舗当たり100食限定で販売される予定。

    ◆チャンポンのスープたっぷり、ピリ辛ギョーザ

  •  新世界フードは、ギョーザに辛いチャンポンのスープを入れた「オルバン肉汁たっぷりチャンポン焼きギョーザ」を発売。この商品は、ギョーザの中に豚肉とイイダコが入っているほか、辛いチャンポンのスープが入っているのが特徴。また、キャベツ、ネギ、ニラ、タマネギ、ニンニクなど国産野菜5種が入っていて、さっぱりしていながらコクがあり、小麦粉のでんぷんを最適の比率で配合して作った皮、チャンポンのスープが絶妙にマッチしている。

    ◆カレーと辛味の調和

  •  三養食品は、辛さでは最強と言われた「プルダック(激辛鳥料理)ビビン(混ぜ)麺」に続き、カレー味を加えた「カレー・プルダック・ビビン麺」を発売。これは三養食品が昨年12月に輸出専用として開発したもので、辛さを出すのに世界中で愛されているカレーを用いた商品。「カレー・プルダック・ビビン麺」はスコヴィル値が3810で、輸出商品だけに、既存の「プルダック・ビビン麺」に比べ辛さを和らげている。しかし、カレーの風味が濃厚な液状スープにオリジナルのプルダック・ビビン麺のフレークを加え、食感が豊かになった。

    ◆四川風ソースのハンバーガー

  •  「MOM’S TOUCH(マムズタッチ)」は辛味のきいた「プルサイバーガー」を発売。これは、同店の人気商品であるサイバーガーの辛いバージョンで、四川風ソースに青唐辛子、ニンニク、山椒を加え、深みとコクを出した。ただ単に刺激的な辛さではなく、深みが感じられる味が特徴で、食欲をそそる。さらに、鶏肉のパティ自体も辛く、激辛マニアたちの好奇心を刺激する一品だ。

    ◆ハラペーニョ入りハム

  •  東遠F&Bは昨年、業界で初めて、激辛缶入りハム「辛いリチェム」を発売した。これは、ハムにメキシコ産ハラペーニョの粉末を加え、辛みを出したもの。すっきりした辛さで、口の中にスモークの香りが広がる。また、ナトリウム含有量を減らしたほか、チェダーチーズが入っていて、これが辛味とマッチしている。

イム・ソミン記者
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